iPad を拡大読書器として使う その1
投稿者:マーチン 2012年4月28日
カテゴリ:視覚障碍者向け::弱視のかた向け
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新iPad は、ディスプレイの解像度が高く、カメラの性能も良くなったので、拡大読書器として使えないか?と思い、試してみました。拡大読書器の専用機が、4万~20万円であることを考えれば、拡大読書器としてiPad を購入するのはありかも。
●iPad (2012年モデル) の仕様
カメラ : 500万画素、オートフォーカス、最短近接距離 約 7cm(実測、公称値ではありません。)
ディスプレイ : 解像度が2048 x 1536
iPhone と違って、iPad には、カメラにLEDライトついていませんので、暗い場所では使えません。
ディスプレイ : 解像度が2048 x 1536
iPhone と違って、iPad には、カメラにLEDライトついていませんので、暗い場所では使えません。
●固定方法
傾きが調整でき、足の面積が小さいものが使いやすいので、次のものを選びました。
【Amazon】サンワサプライ iPadスタンド(ホワイト) PDA-STN7W
【ioPLAZA】サンワサプライ PDA-STN7W
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●標準アプリを使う
標準アプリの「カメラ」を使って、郵便物を撮影してみました。
ピンチインする(二本の指を置き、指の間隔を広げる)ことで、拡大できます。最大の拡大率で、次の写真になります。写っている場所を移動するには郵便物のほうを移動させます。
新聞の上にスタンドごと乗せて、撮影しました。1段が全面に入るように、少しだけ拡大。写っている場所を移動するには、スタンドごとiPadを移動させます。
iPad を縦長 (カメラの位置は右上) にして、もう少し拡大すると、文字の高さが15mmぐらいになります。
ピンチインする(二本の指を置き、指の間隔を広げる)ことで、拡大できます。最大の拡大率で、次の写真になります。写っている場所を移動するには郵便物のほうを移動させます。
新聞の上にスタンドごと乗せて、撮影しました。1段が全面に入るように、少しだけ拡大。写っている場所を移動するには、スタンドごとiPadを移動させます。
iPad を縦長 (カメラの位置は右上) にして、もう少し拡大すると、文字の高さが15mmぐらいになります。
●「明るく大きく」を使う
色彩研究者が作った老眼鏡アプリです。画面を拡大したり、明るくしたり、くっきりさせたりできます。表示されている画面の静止させたり、明度を反転表示させる機能もあります。iPhone や iPad で共通に使えますが、iPad の時には、アイコンがもう少し大きいほうが使いやすいかなと思います。
・【iPhone/iPad App】明るく大きく 無料
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●「拡大鏡 ルーペ 虫眼鏡」を使う
画面をピンチインする(二本の指を置き、指の間隔を広げる)ことで、見たいところを最大8倍まで拡大でき、スワイプ(指を滑らせる操作)で拡大位置を移動できます。
明るさ調整や白黒反転はできますが、コントラストの調整はできません。拡大表示は、再度撮影するのではないので、拡大時のピントは甘くなりがちです。
http://www.es-c.co.jp/app_lupe.php
【iPad App】拡大鏡 ルーペ 虫眼鏡 - ES CORPORATION 無料
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