3Dプリンタ購入!!
投稿者:マーチン 2019年1月3日
カテゴリ:障碍者全般::3Dプリンタ
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3Dプリンタ「FlashForge Adventure3」 を購入しました。フィラメントの種類としてPLA以外に、ABSも使いたかったのと、初めてなので安価なものを選びました。これで、FabLabに通うことなく、好きな形状が作れます。純正のPLAと他ブランドのABSで出力結果を比較してみました。
●FlashForge Adventure3
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- ワンプッシュでノズル交換
- フィラメント検出機能
- 遠隔カメラ
- 曲がる加熱式プラットフォーム
- 造形サイズ150ミリ角
- 稼働音45dB
- キャリブレーション不要
●フィラメントの選び方
ABSかPLAか? 正しいフィラメントの選び方 からの抜粋です。
ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)は、プリント温度は210〜240ºCで、加熱ベッドの温度は80ºC以上。冷えると縮む性質があり、最大の欠点はプリント時に発生する強い匂い。耐衝撃性や耐熱性が求められる場合はABSにかぎる。
PLA(一般的にはポリ乳酸)は、プリント温度は180〜200ºCで加熱ベッドの温度は60ºC。溶けるとくっつきやすく、伸びやすい性質があるからホットエンドの詰まりを起こすことが多い。ほとんど収縮することがないので大きなプリントができる。60℃以上になるものを入れるような場合にはPLAは向かない。
ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)は、プリント温度は210〜240ºCで、加熱ベッドの温度は80ºC以上。冷えると縮む性質があり、最大の欠点はプリント時に発生する強い匂い。耐衝撃性や耐熱性が求められる場合はABSにかぎる。
PLA(一般的にはポリ乳酸)は、プリント温度は180〜200ºCで加熱ベッドの温度は60ºC。溶けるとくっつきやすく、伸びやすい性質があるからホットエンドの詰まりを起こすことが多い。ほとんど収縮することがないので大きなプリントができる。60℃以上になるものを入れるような場合にはPLAは向かない。
●純正PLAでの出力
ラフトが本体からすごく剥がしづらいかったので、3Dモデルをわざと1mm浮かして、その間にサポートを作ってやりました。(他のスライサーソフトでは、こんな小細工は要りませんでした。)
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サポートタイプの枝形とライン形を試しましたが、ライン形はサポートを外すのに大変苦労しました。今回の形状では、サポートの少ない枝形でも問題のない出力になったので枝形を選択しています。オーバーハングの閾値は、サポートができやすいように小さい値(30°)にしました。
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枝形のサポートでは、「ラフト」か「枠」を付けないといけないので、無駄な部分の少ない「枠」を選択しました。
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サポートタイプの枝形とライン形を試しましたが、ライン形はサポートを外すのに大変苦労しました。今回の形状では、サポートの少ない枝形でも問題のない出力になったので枝形を選択しています。オーバーハングの閾値は、サポートができやすいように小さい値(30°)にしました。
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枝形のサポートでは、「ラフト」か「枠」を付けないといけないので、無駄な部分の少ない「枠」を選択しました。
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●他ブランドABSでの出力
一般的なフィラメントのスプール寸法 幅 200mm、厚み63mm に比べて、純正フィラメントは一回り小さいので、他ブランドのフィラメントは、本体内に収納できません。
【Amazon】Anycubic スプール アクリル 3D プリンター フィラメント ホルダー テーブルトップ マウント クリア ラック
【Amazon】Pxmalion ABS 3Dプリンター用フィラメント素材 マテリアルABS樹脂材料 1.75mm径 正味量1KG
を購入して、外付けのスプールから供給できるようにしました。両面テープ付のコード止めを曲げて、フィラメントがスムーズに流れるような工夫をしました。オレンジ色の筒は、スプールが幅方向にずれないための対策です。もちろん、この3Dプリンタで作りました。
ちなみに、Pxmalion ABS フィラメントは、1Kgで¥2,580、FLASHFORGE フィラメント ABS 600g
¥3,000 の約半額です。
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純正品でないフィラメントを使うことは、推奨されていません。
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また、ABSを使用時には、換気が必要です。
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枠だけでは、土台への定着に失敗したので、ラフトを付けました。ほかにも、1層目を厚くしたり、印刷速度を遅くしたりすると、定着性が改善するらしいです。
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温度は、ABSのデフォルトである225℃から235℃に変更しました。
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プレビューした結果が、この画像です。
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【Amazon】Anycubic スプール アクリル 3D プリンター フィラメント ホルダー テーブルトップ マウント クリア ラック
【Amazon】Pxmalion ABS 3Dプリンター用フィラメント素材 マテリアルABS樹脂材料 1.75mm径 正味量1KG
を購入して、外付けのスプールから供給できるようにしました。両面テープ付のコード止めを曲げて、フィラメントがスムーズに流れるような工夫をしました。オレンジ色の筒は、スプールが幅方向にずれないための対策です。もちろん、この3Dプリンタで作りました。
ちなみに、Pxmalion ABS フィラメントは、1Kgで¥2,580、FLASHFORGE フィラメント ABS 600g
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純正品でないフィラメントを使うことは、推奨されていません。
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また、ABSを使用時には、換気が必要です。
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枠だけでは、土台への定着に失敗したので、ラフトを付けました。ほかにも、1層目を厚くしたり、印刷速度を遅くしたりすると、定着性が改善するらしいです。
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温度は、ABSのデフォルトである225℃から235℃に変更しました。
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プレビューした結果が、この画像です。
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●他ブランドABSでの不具合
外付けスプールでフィラメントの送り出しはできているし、今回使ったフィラメントでは、今のところ不具合は見られません。
但し、レイヤー高さを大きく(0.36mm)した時に、フィラメント送りのステッピングモータに脱調が発生(コッコッという音がしてフィラメントが送られない)しました。でもこれは、純正品でも同じであろうから、この値の設定に注意さえすれば使えています。
但し、レイヤー高さを大きく(0.36mm)した時に、フィラメント送りのステッピングモータに脱調が発生(コッコッという音がしてフィラメントが送られない)しました。でもこれは、純正品でも同じであろうから、この値の設定に注意さえすれば使えています。
●出力結果比較
【まほろば】3Dプリンタで親指スイッチ製作 その2
で紹介した、親指で2つのスイッチを押すタイプのケースを、2種類のフィラメントで作ってみました。
左:FlashForge PLA、右:Pxmalion ABS です。
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で紹介した、親指で2つのスイッチを押すタイプのケースを、2種類のフィラメントで作ってみました。
左:FlashForge PLA、右:Pxmalion ABS です。
- Pxmalion ABSの方が、表面が滑らかで角がしっかり出ています。
- Pxmalion ABSは、積層間強度が弱いかも (定量的な評価はできていません)
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