テクノロジーを活用した発達障害のある人の就労マニュアル
投稿者:マーチン 2011年3月12日
カテゴリ:障碍者全般
カテゴリ:障碍者全般
具体的な就労シーンで起こりうる困難を「本人の視点」、「上司や同僚の視点」から説明され、考えられる配慮を「テクノロジー」、「環境調整」、「コミュニケーション」の観点から提案されています。
テクノロジー(支援技術)を活用した発達障害者の就労促進・就労継続に向けた支援等に関する研究会
独立行政法人雇用・能力開発機構 職業能力開発総合大学校 能力開発研究センター
「テクノロジーを活用した発達障害のある人の就労マニュアル」
http://at2ed.jp/download/job.pdf
独立行政法人雇用・能力開発機構 職業能力開発総合大学校 能力開発研究センター
「テクノロジーを活用した発達障害のある人の就労マニュアル」
http://at2ed.jp/download/job.pdf
以下、目次を引用します。
- 発達障害のある人の就労における配慮
- 就労事例にみる技術の導入とその配慮のポイント
- 就労での困難場面の事例一覧
- 出社前・通勤
- 服をどう選んでいいかわからない
- いくら気をつけても忘れ物をしてしまう
- 満員電車が辛い
- 事務・作業
- 感覚過敏があり作業が辛い
- すぐに気が散って手が止まる
- すべきことを忘れてしまう
- いくら注意してもミスを繰り返してしまう
- メモがとれず同じ質問をしてしまう
- 優先順位を決めたり段取りすることがうまくできない
- 見通しが立たないことや突然の予定変更があると辛い
- 休憩
- 過集中で休憩のタイミングを逃してしまう
- 休憩時間をどう過ごしていいのかわからない
- 接客・電話
- 話している相手を怒らせてしまう
- 会議
- 多くの人が同時に話すとうまく聴き取れない
- 話の内容がよくわからない
- 何を話せばいいのかわからない
- 目的地にたどり着けない
- うっかり居眠りしてしまう
- 帰宅後
- 夜になかなか眠れない
- テクノロジーおよび用語解説
- イヤーマフ:聴覚の過敏性への対処
- ノイズキャンセリングヘッドフォン:聴覚の過敏性への対処
- タイマー:時間感覚をつかむことの困難・注意の維持困難への対処
- リマインダー: 予定忘れや物忘れへの対処
- 構造化:周囲の世界を理解することのサポート
- Web カレンダー:見通しや予定変更への対応の困難への対処
- マッピングソフト:思考を整理することの困難への対処
- デジタルメモ:書くことの困難への対処
- ケータイナビゲーション:移動の困難への対処
- 参考文献
- ニーズ別索引
- コラム一覧
- 「発達障害の人と就労環境調整の重要性」
- 「発達障害の就労とジョブコーチの役割」
- 「発達障害のある学生と就労支援」
- 「発達障害のある人にみられるコミュニケーションの領域の困難について」
- 「能力開発と支援機器について」
- 「発達障害と薬の処方」