あごで押すスイッチ その1
投稿者:マーチン 2018年12月31日
カテゴリ:上肢障碍者向け::スイッチとおもちゃ
カテゴリ:上肢障碍者向け::スイッチとおもちゃ
先日の未来を開く支援技術セミナー(ATM56) の相談会で、手や足の筋力が非常に弱くてスイッチが押せない子が、あごだけは自由に動かせそうだったので、あごで押すスイッチを作ってみました。若い女の子なのでおしゃれな仕上がりに気を付けました。枕ではなく、腕や足に取り付けるのにも使えます。micro:bit スイッチインターフェースを近くに付けて、Bluetooth で飛ばしてもいいです。
今時期はいいけど、夏場は暑いので、保冷材ポケットが必要かもしれません。
ここで使った「低反発ネックピロー」は、自宅に一番近いダイソーで見つけて購入しましたが、他店では見かけません。もしや入手が難しいのかも。
●購入物
品目 | 金額 |
---|---|
【マルツオンライン】3.5φモノラルプラグ | 80円 |
【秋月電子】ユニバーサル基板 36x47mm | 30円 |
タクトスイッチ (名古屋大須のボントン) | ? |
リード線 600mm | |
M3×10 のネジ、ナット 2組 | |
べんりベルト | 108円/2 |
低反発ネックピロー(Daiso) | 432円 |
●製作手順
(1)基板を半分に切って、両端にφ3.2mmの穴をあけ、角を丸く削る。
(2)基板の片面に、「カーボン調シート」を貼る。【まほろば】スイッチ製作3 (4ボタン用と足操作用)の端切れ。
(3)タクトスイッチを基板にはんだ付けし、被覆を長めに剥いたリード線を使って配線する。
(4)2箇所で、針金を使ってリード線を基板に固定する。
(5)ゴムベルトを基板で挟んで、ネジを締める。
(2)基板の片面に、「カーボン調シート」を貼る。【まほろば】スイッチ製作3 (4ボタン用と足操作用)の端切れ。
(3)タクトスイッチを基板にはんだ付けし、被覆を長めに剥いたリード線を使って配線する。
(4)2箇所で、針金を使ってリード線を基板に固定する。
(5)ゴムベルトを基板で挟んで、ネジを締める。
●使い方
U字型のネックピローに巻き付けて、通常と逆の向きで使います。
同じものをあと2個作って、左右に付ければ、3つのスイッチが使えるかもね。そうなったら、枕の低反発スポンジをくりぬいてスイッチインターフェースを埋め込むのがよさそう。
同じものをあと2個作って、左右に付ければ、3つのスイッチが使えるかもね。そうなったら、枕の低反発スポンジをくりぬいてスイッチインターフェースを埋め込むのがよさそう。
◆連載
- 【まほろば】あごで押すスイッチ その1
- 【まほろば】あごで押すスイッチ その2